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良き参謀とは、よく歩きよく話す。中目黒総合事務所 税理士 廣岡実
2016-11-01

お知らせ7月号から抜粋1〜だまされないぞ!

中目黒総合事務所(税理士 廣岡実事務所)では、毎月お客様に「事務所通信」をお送りしています。皆さまのご参考に、一部抜粋してお届けします。

 

だまされないぞ!

いつの世も、あわよくば人のカネをくすめ取ろうとする輩がいて、事件になるほどの詐欺には皆さん気をつけますが、「詐欺とは言えないが、後で考えれば騙されたみたいで・・・悔しい」という事案には結構、脇が甘くなるみたいです。

「詐欺(まがい)」の話題は、このお知らせを書き始めた当初から時をおいて、何度もお伝えしていますが、私の「初体験」は会社勤務していたときのことです。

この会社に入りたての頃に「商工日本」という雑誌社から営業マンが来訪し、「定期購読代約24万円」を請求されました。確かに「当社の印鑑が押された申し込み済みの書類」を持参してきたので疑わずに支払ってしまいました。

この日に限って外出していた上司が帰社したあとでこの旨を報告したところ、「そんなゴロツキの雑誌なんかなんで定期購読したんだ!」と、この会社に入って初めて上司から叱責を受けました。この頃は、そんな悪い人が世の中にいるなんて・・・という純な私でしたし、何よりも、私の前任者が申込書にサインしていたので、私としてはどうしようもなかったのです。まあ、たしかに1か月当たり2万円!の雑誌は確かにバカ高い。上司が怒るのもわかります。悔しさのあまり、もらった名刺に電話しても当然ながら誰も出ないし、営業の同僚に名刺の住所を探ってきてもらっても、ただのアパートだったことが判明して、世の中にはこういう詐欺まがい商法があるのだと言うことを初めて知ったのですね。

(以下、略)

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