2016-11-15
お知らせ7月号から抜粋2〜売掛代金は「信用」の上に立つ
中目黒総合事務所(税理士 廣岡実事務所)では、毎月お客様に「事務所通信」をお送りしています。皆さまのご参考に、一部抜粋してお届けします。
だまされないぞ!
だまされないぞ!
現代経済は「信用経済」に基づいています。その中で一番身近なのが「売掛金」という債権。どんなにがちがちな契約書を作って律儀に請求書を出しても、お金を払ってくれるかどうかはその日にならないと本当はわからない。ということは、悪意があるかないかを問わず、事実として売掛代金の回収が遅れる可能性はいつでも秘めているのです。
で、回収遅延や不能を避けるには、請求書をきちんと発行するのは当たり前として、一番大事なのが「あの人は、代金の支払いが遅れると、しつこく催促してきて、うるさい人だ」と常日頃思わせておくこと。1日でも支払が遅れたら必ず催促すること。ことお金に関しては、代金の支払いが遅れることが「信用を崩して」いることになるのですから、「いい人」を演じる必要なんて全くないわけで、こういう印象を持ってもらえるだけで未回収が改善されます。
もう一つ大事なのが、支払いが遅れたときに対抗手段を持っておくこと。以後の商品供給はしないとか、依頼される仕事には応じないとか。
(以下、略)
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