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良き参謀とは、よく歩きよく話す。中目黒総合事務所 税理士 廣岡実
2017-01-07

お知らせ9月号から抜粋1〜あなたのために・・・!?

中目黒総合事務所(税理士 廣岡実事務所)では、毎月お客様に「事務所通信」をお送りしています。皆さまのご参考に、一部抜粋してお届けします。

 

あなたのために・・・!?

生命保険を扱うというのは、やっぱり儲かるからなんでしょうか?このところは収まりましたが、一頃は税理士事務所にいろんな生命保険会社が日参してきて、「(生命保険の)代理店になりませんか?こんなに副収入が出来ますよ・・・」と誘われたものでした。駆け出しの頃からなにやら胡散臭いにおいがしたので、私は一切の生命保険の代理業務はお断りしてきましたが、敵のなにも知らないでは、あまり良くはないだろうと、仕組みを知りたくて、一度だけ日本の生命保険会社の代理店になりました。

まあ、そのときでさえ「申し訳ないけど、積極的には生命保険は売りませんよ・・・」と保険会社に宣言しておりました。さて、「代理店手数料」の一覧を見ると、確かに生命保険の代理業務をすると結構なお小遣いとなります。面倒な手続きは保険会社がやってくれるのでなおさら美味しい。「お小遣い」欲しさに、ついつい手数料率のいい保険(=加入者にとってはリスクの高い)を売っちゃおうかなあ・・・税理士の勧める保険なら入ってくれるだろうし・・・と、自分のことだけを考えて売り込んでやろうという気にもなろうというモンです。保険の販売も商売ですから悪いとは言いませんが、儲けを第一に考えている方から保険を売られるというのは、「生命保険に含まれるリスク」が保険契約者に移ることになるんです。

数年前から銀行窓口で生命保険が売られるようになってから、巷ではずいぶんと(結果として)騙されるケースが増えているようです。退職金というまとまったお金がはいるからなのか、或いは老後資金を少しでも増やしたいと思うこともあるでしょう、(結果として)騙されるのはほとんどがサラリーマンを退職された方。さすがに(?)自営や事業経営者の被害者は少ないみたい。最近では「店舗型の保険代理店」でも、実際は消費者にとっては好ましくない保険を勧められることが多いようです。

(以下、略)

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