私が目指すのは「中小企業経営者のホームドクター」です。
普通の方の風邪くらいなら地域の診療所で十分に事足ります。重大な病気の可能性がある場合は、その診療所から様々な専門医を紹介していただくことが一番効率が良いと思うのです。
なによりも「身近なホームドクター」、税の専門家である税理士の前に、私はそういう形態を目指します。
税理士の3つの不満を解消します。
の中には税理士への不満が3つあるそうです。
「来てくれない」
「教えてくれない」
「相談に乗ってくれない」
これらの不満を解消します。
私の事務所は「職員任せ」にはしません。
職員任せにして、「税理士先生とは会ったことがない」ということは致しません。実務上はクライアント毎の「事務担当者」はつけますが、アドバイス、相談、最終報告、判断などは私自身がします。こうすることによって・・・
①クライアント様は税理士本人と話ができる。
②スタッフは所長が最終的に責任を取るので思い切って仕事ができる。
③事務所やクライアント様のところで何が起こっているのか私が把握できる。こういうメリットがあります。情報は事務所全員で共有しています。
私は必要以上に低い報酬では受けられません。
世の中に
「安くて良いもの」
というのは現実にはありません。あるのは
「やすくて、それなりのもの」
です。良いサービスを提供するにはそれなりの対価が必要です。といって、経営に大きな影響を与えるほどの過大な金額も要求しません。私がご呈示する報酬額は
「最低でもこれだけいただければ、思い切って仕事が出来ます」
という価格です。
また、必要な業務を全て含んだ「パッケージ料金」を基本とします。税理士が行う業務は全てが相互に関係しています。業務毎に報酬を決めて、顧問先様に選んでいただく形式にすると、顧問先様が独自に進めることで税理士にその情報が伝わらず、思わぬミスが発生することも考えられます。
私は複数のクライアント会社に対して出資し、取締役にも就任して、「リスクを取って経営の体験」をしています。
資金繰り、事業計画、人事、営業上の助言など実際に営利事業の経営に携わっています。これを通じて「身のある経営のアドバイス」ができるように日々研鑽しております。
「実際に事業経営をしていない者に、ビジネスのアドバイスが出来るのか?」
を地で行っております。
もちろん、この程度の経験では、身を挺して経営されている経営者と同等には立てないとは思いますが、少ない経験とは言え、経験があるとないとでは大きく違います。
私には弁護士・司法書士・社会保険労務士・不動産コンサルタントなどの様々な専門家のつながりがあります。
事業経営には様々な問題が起きます。当然のことながら税理士一人でこれら全てに対応できるわけでありません。その道の専門家と連携することで、適切な対応が出来るのです。
ご紹介の際は私が「ハブ」となり、必ず同席させていただきます。
なによりも、どんな問題でもその後に税金の関わりが生じるからで、最後までスムーズに対応できるからです。
さらに、私自身が日頃これらの方と密接にコミュニケーションを取ることで、様々な情報が得られ、簡単な事柄でしたら私の段階で解決することもできます。
私は民間企業の経験もあります。
ある大手商社の事業会社で5年間、経理・総務課長として勤務しました。
その間に営業部長の横領事件、経理スタッフが高額手形を紛失、商品管理部のキーパンチャーが5千万円の商品を500万円で打ち込んで売ってしまった。経理部長が飲み屋の領収証を改ざんしたのが税務調査で見つかってしまった・・・。
そういう現実も目の当たりに見て参りました。
私は「多く語ること」を大事にしています。
コミュニケーションというのは「双方向の情報伝達」。飛び交う言葉の数が多ければ多いほど円滑なコミュニケーションが取れていると言えます。
顧問先様からはあらゆる質問や相談を受けます。
それに対して、「難しい事柄を易しい言葉で丁寧に解説」することを心がけています。
専門用語はなるべく使いませんが、覚えていただきたい用語もありますので、丁寧な解説を織り交ぜて、理解していただくように心がけます。
私が心がけているアドバイスは「だったらこういう方法、解決策が考えられます」と言えること。
単に現状分析や過去の反省ばかりで盛り上がっては全く意味がない。
「じゃあ、どうすればいいんだ」
を的確に言えるのがアドバイスだと思います。
私は常に「今、何が一番大事か?」を念頭に具体的なアドバイスを考えます。
違法なことやルール違反まで奨励することはありませんが、「本音として一番大事なこと」を優先して事に当たります。
私はクライアント様に優しく対応いたします。
ときたま
「ウチの税理士先生は怖い。威張ってる」
という言葉を耳にします。コミュニケーションは「伝えること」が目的で、人は優しく伝えられた方が素直に耳を傾けられます。
経営者の「心のよりどころ」としての機能もありますから、私はなるべく優しく対応します。
何よりも、私は威張れるほど偉い人ではありませんし。
「寄って立つもの」は法律です。
ビジネスは全てが「法律行為」。それをきちんと理解していただくことが、まずは大事なこと。
ですから、国税当局とも法律的解釈でやりとりします。
クライアント様に対しても時には厳しいことをお話しすることもありますが、これはあくまでもクライアント様のことを思ってのことです。願うのはクライアント様の経営が永続することです。
私は本業の税務関係のセミナーばかりでなく周辺業務に関する様々な分野の勉強会にも積極的に出席しています。
購読する雑誌も税務関係は勿論、経済、中小企業経営関係も定期購読しており、さらに世の中全体に関わる情報もいろいろなソースから得ております。時には町中に出て新しいお店に出向いたり、流行のお店をリサーチしたりと、常に世の中の動きを把握するようにしております。
税理士とはズバリどんな存在でしょう?
税理士は中小事業者にとって一番身近な存在です。だからこそ、税務に限らず、様々な相談に対応してあげれば顧問先にとって、もっともありがたい存在になるのではないでしょうか?合法的節税や巡回監査などは税理士事務所ならあたりまえの業務であって、ことさら喧伝すべきことではないでしょう。税理士は、事業主にとって“良き参謀”であるべきだと考えています。そのためには実体験を積むことが必要です。「実際に会社経営にタッチしたことがないのに、経営のアドバイスはできない」というのが持論です。私は会社員時代には経営に近いところの仕事をしていました。現在も自ら共同で会社を経営しており、この経験が今の仕事に役立っていると思います。
参謀役としては、どんな事をするのでしょう?
業務案内を見ていただければ分かると思いますが、まずは税理士事務所としての通常業務があります。そのほか会社設立から立ち上げまでの起業支援を行います。
それから、ここが大切なのですが事業経営で直面する様々な問題の解決のお手伝い、つまりアドバイスを重視しています。私の考えるアドバイスとは“ソリューション(解決方法)を一緒に考える”ことなのです。
廣岡流アドバイスとはどんなものですか?
私の考える”アドバイス”には、実はテニススクールでの経験が影響しているのです。テニスを習いたての頃、コーチから
「体が横を向いていませんよ~」
「フォロースルーができていませんよ~」
「サーブは全身を使ってください~」
などとコメントされたのですが、私は
「そんなことはわかってるよ。それができないから習いに来て入るんじゃないか!」
と、いつもフラストレーションを抱えていました。 時が経って、かつて私がコーチになった頃、
「じゃあ、どうすればいいんだ」
に応えることに重きをおいて教えるようにしました。
体が横に向かないなら「あごを肩につけてボールを見させる」、フォロースルーができないなら「脇にボールを挟んで打たせる(しっかりフォロースルーができれば、打ち終わるとボールが落ちる仕組み)」「サーブは顔をしっかりと上に向けて空を見上げ、腕をまっすぐに上に伸ばしてトスを上げれば、自然と全身で打てる」という具合です。
経営上のアドバイスも同じで、
「じゃあ、どうすればいいんだ」
にウェイトを置いて一緒に考えます。
たとえば、新しい事業計画案についての批評をする際は、あえてマイナス要素を冷静に探ります。この「辛口のアドバイス」で気を悪くされる社長もいますが、こういう時の社長は”良いこと”しか考えないものなので、できるだけネガティブ情報を流して、一度フラットに考え直してもらうようにしているのです。
中目黒綜合事務所のスタンスをもう少し具体的に教えてください。
顧問先様の対応は私とスタッフの2人一組で顧問先の担当をします。事務作業はスタッフが行いますが、ポイントポイントでは私が対応いたします。税理士事務所の中には顧問先の対応はスタッフに任せっきりで規模の拡大だけを図る事務所もありますが、顧問先は税理士に仕事を依頼しているということは忘れたくありません。
業務分野は違いますが、同じ「法律」を扱う弁護士先生はどんな案件でも弁護士先生自らが法廷に立ちます。税理士の働きも同じでしょう。
また、代表者とは密にコミュニケーションをとり、顧問先の考えや傾向、趣味嗜好、家族構成などを知っておくことで初めて適切なアドバイスができると思っております。
さらに必要であれば、顧問先の役員になって「参謀」としての職責を全うするケースもあります。
税理士報酬、顧問料について教えてください。
「料金表」はありますが、基本的には話し合いで決めさせていただきます。
目指すのは「適正価格」でダンピングはいたしません。価格をことさら低くするということは、どうしてもモチベーションが落ちますからサービスの質も落ちてしまいます。それなりのサービスを受けるにはそれなりの対価が必要だと思います。
とにかく安いのが良いという方は、それを前面に打ち出している事務所に行っていただけばいいのです。
また、「決算だけ・・・」というのも、できればお受けしたくありません。決算は月次業務の集大成であり、最後のまとめだけでは責任を全うできないからです。